| 食品の安全 |
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今は一年中食べられる野菜や魚介類も、かつては旬の季節に採れたものだけ味わっていました。
今は一つの食材の中で自分が欲しいと思うところだけを食べ、残りは平然と捨てていますが、かつては他に食べる物がないこともあり、その食材のすべてを味わっていました。
今はさまざまな手段を使って日本各地はもとより世界中の食べ物を手に入れられるようになりましたが、かつてはその土地のものをそして採れたてのものだけ味わっていました。
現在のこの飽食時代といわれるものは、もともと私たちの欲求から生まれたもので、季節に関係なく一年中さまざまな食品が店頭にならび、また世界各地の食べ物が日本中に届けられるようになりました。
それもこれも品種改良や遺伝子組み換え技術、養殖技術、また化学肥料や農薬の使用といったこと、さらに、食品製造や加工、保存などの技術が進歩したこと、そして、経済的にも裕福になったことも加わって可能になったといえるでしょう。
しかしその反面、食品の安全性が大きく揺らいでいるのも事実です。
農作物への農薬の残留、畜産・水産業における抗生物質等の使用、病原性大腸菌O 1 5 7 による食中毒、BSE、遺伝子組換え食品、未承認の食品添加物、
内分泌かく乱化学物質の健康への影響、偽装表示事件等々、国内外に問わず、さまざまな食品に対する問題が起きています。
食品の危険性を完全に排除する食生活は不可能だとは思いますが、今後、私たちの欲求を一度見直すことで、より安全に食生活を送ることができるようになるのではないでしょうか。
食べずに捨ててしまう部分にも栄養価は多くあります。
旬の季節にとれた野菜、魚介類は他の季節に摂れたものより、栄養が豊富で、
味も良く、価格も安いものが多くあります。 |
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