| 寄生虫 |
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日本では、近年、寄生虫病が復活して問題となっていますが、その予防策として、輸入された魚介類、特に淡水魚の生食を避け、また野菜の生食は食べる前にしっかり流水で洗うことが大切です。
主な寄生虫を、食品ごとに分けると次のようになります。
@ 魚介類 --- 生食で感染。
・アニキサス --- イカ、ヒラメ、マグロなどの海水魚。
腹痛を引き起こします。
・横川吸虫(よこがわきゅうちゅう) --- アユ、シラウオ、フナなどの淡水魚。
腸カタルを引き起こします。
・顎口虫(がくこうちゅう) --- コイ、ドジョウ、ライギョ。
幼虫が皮下に寄生して体内を移動して、腫れを引き起こしたり失明や
脳障害の原因になります。
・旋尾線虫(せんびせんちゅう) --- ホタルイカ。
皮膚の腫れや嘔吐、腹痛などの症状を引き起こします。
・広節裂頭条虫(俗にいうサナダムシ) --- サケ、マス。
体長2〜10m程度になり、人の小腸に寄生し消化障害を引き起こします。
A 野菜類 --- 有機農法によって増加中。
・回虫(かいちゅう) --- 紐のように細長く、体長15〜40cm程度で、野菜や
果物などに付着した卵が、口から腸内に入って幼虫となり、肺から気管、
消化管を経て小腸内で成熟します。
・鉤虫(こうちゅう) --- 糸屑状で体長1cm程度、幼虫は土中にすみ、口
あるいは皮膚から体内に侵入し、成虫は小腸上部に寄生して吸血します。
貧血や消化器障害などの症状を引き起こします。
B 肉加工品 --- 外国産の肉類
・肉加工品(ハム、ソーセージ、ベーコンなど)に寄生。
・旋毛虫(せんもうちゅう) --- 体長は1.5〜4mm程度で、宿主が食べられる
と次の宿主の腸内で成虫になります。
人は主に豚や熊の生肉を食べて感染します。
欧米人に多くみられます。
・トキソプラズマ --- 人には牛や豚の肉、また家畜やペットなどから経口的
に伝染し、妊婦が初感染すると流産したり、出生児に奇形や脳障害が
あらわれます。 |
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